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バイオフレアだけでの燃焼実験その1。

更新日:2020年11月2日

足元が冷えてきたので、人口薪バイオフレアだけでの燃焼実験をしてみることにしました。

焚く前の室温は約18℃。ちなみに我が家のリビングダイニングではピキャンオーブンを使っております。キッチンも開け放しているので、暖房スペースは約30畳ぐらい。



バイオフレア、7㎝程のブロックを3個、約2㎏。前回の薪の燃え残りやペレットなどを焚き付けにして十分な熾火を作ったところで、1個ずつ丁寧に火を回し、約40分かけて3ブロック全体が安定燃焼に入りました。焚き付けをもっと多くすればもう少し早く安定したかな💦

気密住宅でもないのに、広いスペースが暑く感じられます。


天板温度は225℃。室温26℃。 




◀安定燃焼が始まって約一時間後、始めに入れたブロックが崩れました。



炎が小さくなり、天板温度は195度に下がりました。室温25.5℃。 





◀2時間後、炎は見えなくなりました。始めに入れたブロックも小さいですが未だ残っています。部屋の温度はほとんど変わりません。


天板温度はさらに下がり、150度に。





◀3時間後、始めに入れたブロックのかけらが小さく残っています。2番目と3番目のブロックは未だしっかり残ってます。今回は全部なくなるまで放っておこうと思います。

天板温度は130度、室温25℃。




◀安定燃焼開始から4時間後、始めに入れたブロックはほんの少し、約3㎝程残っていました。バイオフレア全部がなくなるにはあと1時間ぐらいかかりそうです。部屋は適温のまま、足元の冷えは感じません。


天板温度は100度、室温24℃。




 

      4時間半後、エコファンがまだ回っています。 ▶





◀5時間経ちました。周りに付いた灰を掃ってまだこの程度残っています。エコファンは大分ゆっくりになったものの、回っています。


天板温度95℃、まだ手では触れません。室温23℃。





 バイオフレアが完全になくなるまでには、あと1時間ぐらいかかりそうです。ストーブの種類や焚き方にもよりましょうが、バイオフレアは4時間以上にわたって燃焼し続ける人口薪です。

 熾火状態で炭のように燃焼する時間もかなり長いので、薪ストーブ調理やパン窯・ピザ窯などにはもってこいですね。是非お試しください♪

 近畿大学で研究開発されたバイオコークスを、薪ストーブ・ボイラ用燃料バイオフレア®として商品化。バイオフレア®は、建築用木材加工の過程で出る細かい木くずのみを超高圧圧縮した高硬度木質バイオマス固形燃料で、簡単に言えば、乾燥した広葉樹の薪から更に空気と水分を抜いた、いわば最上級の薪ということが出来ます。ひとたび火が点けば、始めから終わりまで高温で気持ちよく燃えてくれます。薪ストーブの煤や煙、においの量には薪の含水率が大きく影響するので、出来る限り乾燥した薪がおすすめですが、場合によっては少し乾燥が足りない薪を使わざるを得ないことも。そんな時バイオフレアで炉内をしっかり高温にしておけば、乾燥が足りない薪も少しずつ上手に焚くことが出来ます♪ 




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